税金や公共料金をネットやスマホ決済などで支払う方法はありますが、Yahoo!公金支払いもその1つです。
家にいながら税金を支払うことができるので、コンビニや銀行に行く手間が省けて楽というメリットがあります。
その他にもメリットがありますが、デメリット・注意点もありますので、そのあたりを詳しく確認していきましょう。
【Yahoo!公金支払いのメリット】
・家で簡単に税金や公共料金の支払いができる
・Tポイントを税金の支払いに使うことができ、期間固定Tポイントも使える
・クレジットカードで支払うのでクレカのポイントが貯まる
【Yahoo!公金支払いのデメリット】
・対応していない自治体がある
・手数料がかかる場合がある
・基本的に領収書や納税証明書が発行されない場合がある
目次
節約をしたいのであれば手数料の問題でYahoo!公金支払いは向いていない事も
Yahoo!公金支払いで払える税金や公共料金の一覧
自動車税 |
軽自動車税 |
固定資産税 |
住民税 |
国民健康保険 |
介護保険料 |
後期高齢者医療保険 |
使用料・利用料 |
個人事業税 |
不動産取得税 |
法人市民税 |
事業所税 |
市たばこ税 |
ふるさと納税 |
水道料金 |
NHK放送受信料 |
ガス料金 |
これらをYahoo!公金支払いで支払うことができます。
Yahoo!公金支払いに対応していない自治体も多い
今後増えていくと思いますが、現状では対応していない自治体も多いのでYahoo!公金支払いのサイトで確認してみましょう。
上記の手順で確認できます↑。
Yahoo!公金支払いで手数料がかからない税金や公共料金
上で紹介した一覧の中で、手数料が無料なのは以下の4つです。
ふるさと納税 |
水道料金 |
ガス料金 |
NHK放送受信料 |
これらを支払うのであれば、Yahoo!公金支払いを利用するメリットがあります。
家で簡単に支払えて、しかもクレジットカードのポイントをゲットできますからね。自治体が対応している場合は利用してみましょう。
Yahoo!公金支払いで手数料がかかる税金や公共料金
上で紹介した4つ以外は全て手数料がかかります。
自動車税は1件につき324円、それ以外のものは大体1万円ごとに108円の手数料がかかります。
自動車税 | 324円 |
それ以外 | 1万円ごとに約108円 |
手数料は自治体によって細かく違う場合があるので、Yahoo!公金支払いのサイトで確認してみましょう。
このように支払うものの種類と地域を選んでいくと手数料を確認することができます↑。
手数料がかかる場合はそれだけ損をしてしまう
1%の還元率があるクレジットカードで支払う場合、貰えるポイントと手数料がほぼ同じなのでイメージとしてはポイントを貰わずに税金などを支払ったことになりますね。
ただ税金や公共料金の支払いで節約したい場合は、nanacoカードで支払うのが一番メリットが大きいんですね。
nanacoカードの場合は手数料が無料なので、クレジットカードのポイント分だけ得します。
というわけで楽さを取るならYahoo!公金支払い、節約を取るならnanacoカードという事になります。
期間固定Tポイントが貯まっている人はYahoo!公金支払いを利用する価値あり
Tポイントを貯めていて困るのが、期間固定Tポイントです。
ソフトバンクやY!mobileを利用している人は特に期間固定Tポイントが貯まりまくります。ありがたいのですが、期間がそれほど長くないので、結構すぐ期限が来てしまいますよね。
Yahoo!公金支払いはなんと期間固定Tポイントを使うことができる数少ない利用先の一つなんですよね。
一気に期間固定Tポイントを消費できるので非常に助かります。
また通常のTポイントが沢山貯まっていて、使い道に困っている人も一気に消費できるのでおすすめです。
Yahoo!公金支払いだと領収書や納税証明書が発行されない場合があるので要注意
Yahoo!公金支払いを利用した場合、自治体によっては納税証明書や領収書が発行されません。こちらのページの「納税証明書の発行について」をよく読んでから利用するようにしてください。
納税確認の電子化により、自動車納税証明書を発行しない所があります。その場合、納付確認ができるのはクレジットカードで納付した3週間後です(自治体により違う場合もあり)。
ですので車検が近い場合には、銀行やコンビニ等で支払う方が良いですね。
また後から納税証明書が欲しいと思った場合、発行するのに324円などの手数料を取られます。納税証明書や領収書が必要なのかどうか判断したうえで利用するようにしてください。
Yahoo!公金支払いに適したクレジットカード
Yahoo!Japanカード
基本的に1%の還元があり、ポイントはTポイントで貰えます。またYahooショッピングでは還元率3%です。
Yahoo!公金支払いではTポイントが使えるので、Yahoo!公金支払いで得たTポイントを次回のYahoo!公金支払いに使うことができるという点で一番初めにYahoo!Japanカードを挙げました。
ポイントがかなり貯まるキャンペーンをよくやっているので、ポイントはためやすいですよ。
楽天カード
基本的に1%の還元率があり、楽天市場では3%の還元率になります。
貰えるのは楽天ポイントですが、楽天ポイントは非常に使える範囲が広いですよね。
貰って困るポイントではなく、あればあるほど助かるポイントなので、楽天カードも非常におすすめです。
Yahoo!公金支払いで支払いをしてみた
Tポイントを使用するのであればYahoo! Japan IDでログインしておく必要があります。
「税金や公共料金の種別をトップページから選択(PCの場合はサイドバーから)」⇒「都道府県名を選択」⇒「自治体を選択」⇒「説明を読んで一番下のお手続きはこちらのボタンを押す」の順で移動します。
種別によっては上記流れと少し違う場合があります(ふるさと納税など)。
税金や公共料金などにより入力項目は異なりますが、上の画像のように納付書に書かれた番号を入力していきます↑。
クレジットカードを入力し、決済画面ではTポイントを使用するかどうか聞かれますので、利用する人は利用するTポイント数を入力して決済してください。
今回はTポイントを利用しませんでしたが、Tポイントを利用した場合は上記の決済完了画面で利用したTポイントも表示されます。
支払い番号はメールでも送付されますが、後で必要になる事もありえますので保管しておきましょう。
まとめ
まず手数料のかからない税金や公共料金はYahoo!公金支払いで支払うメリットがあります。
また期間固定Tポイントや通常のTポイントを消費したい人も利用のメリットがあります。
手数料がかかる場合は、クレカのポイントと手数料が相殺されるイメージなので、楽さを優先するか節約を優先するかで変わりますね。
楽さを優先するならYahoo!公金支払い、節約を優先するならnanacoカードでの支払いになります。