マネースクエアのトラリピでハーフ&ハーフを注文しようと思っても、イマイチ良く分からず不安ですよね。
証拠金を下げることができると魅力ですが、一番初めにやるときは「設定は本当にこれでいいのか?」と不安が募ると思います。
トラリピのハーフ&ハーフの条件をあらかじめ決めておく
通常であればこのようにレンジ幅の中で全て買いから始めるゾーンで設定することになります。
一方でハーフ&ハーフの場合は、レンジ幅の半分より上が売りから始めるゾーン、半分より下が買いから始めるゾーンになります。
このように設定することで、証拠金が約2分の1程度まで抑えられます。
これからこのハーフ&ハーフの設定をしていくわけですが、決めておかなければいけない条件があります。
買いゾーン | 売りゾーン | |
通貨ペア | 米ドル円 | 米ドル円 |
売買の方向 | 買い⇒売りのイフダン | 売り⇒買いのイフダン |
レンジの上限 | 110 | 120 |
レンジの下限 | 100 | 110 |
何本 | 20 | 20 |
通貨量(万通貨) | 0.1 | 0.1 |
1本あたりで狙う利益 | 500円 | 500円 |
これらを全て決めておきましょう。
レンジ幅が大きければ証拠金は大きくなりますし、トラリピを設定する本数を増やせば証拠金は大きくなります。
トラリピの条件が決まったら、設定・注文をしていきましょう。
今回は上記の条件で注文を出す流れを解説します。
トラリピの設定・注文方法
買いゾーンの注文と売りゾーンの注文をそれぞれすることになります。ですので2回注文を出すことになります。
1つ1つ見ていきましょう。
買いゾーンの注文をする
マネースクエアのトレード画面にある左サイドバーの「らくトラ」をクリックします↑。
①で通貨ペアを選択、②で「買い⇒売りのイフダン」を選択、③で買いレンジの上限、④で買いレンジの下限を入力します↑。
⑤にトラリピを仕掛ける本数、⑥に1回の購入通貨数、⑦に1本あたりで狙う利益を入力してください↑。
証拠金の金額が表示されるので、問題ないか確認して次に進みます↑。
決済トレールに関しては利益を増やしてくれる設定なので特に理由が無ければ「設定する」にしておけばOKです↑。
ただし決済トレールは利益確定金額より0.2円程高くなったところで発動します。相場が大きく動いた時には利益が大きくなりますが、レンジ相場では通常より決済されにくくなるので、細かく決済したい人は「設定しない」の方を選んでおきましょう。
ストップロスは損切金額を設定するかどうかです。僕は設定しないにしていますが必要な人は設定しておきましょう↑。
最後に確認画面が出てきます。現在の価格よりも高い所の指値は「逆指値」として注文が入ります。これは問題ありません。
注文内容を確認して問題なければ、注文を確定させてください↑。
これで買いゾーン(買いレンジ)の注文ができました。
売りゾーンの注文をする
売りゾーンの注文もほぼ同様に行えますが少し注意点があります。
先ほどと同様に設定しますが、①で通貨ペアを間違えないようにしてください。先ほどと同じ通貨ペアを選ばないと意味がありません。
結構間違えやすい所なので注意して下さい。また②も「売り⇒買いのイフダン」を選ぶ必要がありますので、うっかりミスをしないようにしてください↑。
これ以降は買いの場合と一緒ですので、初めに決めた条件を正確に入力していきます↑。
売りレンジの場合は買いレンジよりも証拠金が大きくなる場合が多いです↑。確認しておきましょう。
決済トレールも先ほどと同じです。特に理由がなければ設定するにしておきましょう↑。
ストップロスも必要に応じて設定してください。売りレンジでは買いレンジと逆で、レンジの上にストップロスを設定することになります↑。
間違いが無いかしっかり確認して、問題なければ注文を確定させて下さい↑。
これで買いゾーンと売りゾーンの両方の注文を出すことができました。
ハーフ&ハーフの証拠金について
ハーフ&ハーフでは、買いレンジの証拠金と売りレンジの証拠金の2つがありますね。
これの大きい方が証拠金になります。
例えば買いレンジの証拠金が8万円で、売りレンジの証拠金が10万円だった場合、必要証拠金は18万円になるのではなく、10万円になります。
もし買いレンジと売りレンジを合わせた18万円くらいの証拠金になってしまっていたとしたら、買いレンジと売りレンジで違う通貨ペアを設定していると思われます。
左サイドバーの「取引トップ」をクリックし、「証拠金必要額」を確認してみてください。
ここの金額を確認する事でハーフ&ハーフの設定がうまくいっているかを確認できます。
気を付けてくださいね。
まとめ
一番初めにトラリピのハーフ&ハーフを注文するときに不安に感じる所をまとめてみました。
この通りにやれば設定できると思うので、やってみてください。