LINE PAY(ラインペイ)で税金や公共料金を支払うことができる「請求書支払い」は、家にいながら簡単に決済できるのでかなり楽です。
かなり利便性が高いのですが、まだ全ての支払いに対応しているわけではありません。
この記事では対応している都道府県と、その税金・公共料金を一覧でお見せします。
目次
LINE Pay(ラインペイ)で支払うことができない税金
LINE Pay(ラインペイ)では国税の支払いに対応していません。
国税とは以下のような税金です。
・所得税
・法人税
・贈与税
・相続税
今後対応する可能性はありますが、現段階ではLINE Payでこれらを支払うことはできません。
地方税は自治体によっては対応していますので、後程紹介します。
LINE Pay(ラインペイ)で支払うことができる公共料金の一覧
2019年7月5日にLINE Payのページで調査した結果です。
電気料金 | 東京電力エナジーパートナー 東北電力株式会社 関西電力株式会社 九州電力株式会社 |
水道料金 | 東京都 神奈川県 企業局水道部 島田市水道課 岐阜市 大阪市水道局 京都市上下水道局 熊本市上下水道局 阿久根市水道課 |
ガス料金 | 東京ガス株式会社 四国ガス 宮崎ガス株式会社 |
電気料金は全国的にカバーしていますが、水道やガスはまだ全国的とは言えませんね。
ただ随時増えているので、LINE Payのページで確認してみてください。
東京は電気・水道・ガスのすべてに対応しました。
LINE Pay(ラインペイ)で支払うことができる税金と自治体の一覧
こちらも2019年7月5日にLINE Payのページで調査した結果です。
東京都渋谷区 | 特別区民税・都民税(普通徴収) 軽自動車税 国民健康保険料 |
東京都練馬区 | 特別区民税・都民税(住民税の普通徴収) 軽自動車税 |
神奈川県 | 自動車税 個人事業税 不動産取得税 |
千葉県市川市 | 市県民税(普通徴収) 固定資産税・都市計画税 固定資産税(償却資産) 軽自動車税 国民健康保険税 介護保険料 後期高齢者医療保険料 幼稚園保育料 保育園保育料 放課後保育クラブ保育料 霊園管理料 自転車等駐輪場使用料 市営住宅使用料 入学準備金貸付金償還金 |
千葉県野田市 | 固定資産税・都市計画税 市県民税(個人の普通徴収分) 軽自動車税 国民健康保険料(税)(普通徴収) 介護保険料(普通徴収) 後期高齢者医療保険料(普通徴収) |
静岡県三島市 | 市県民税(普通徴収) 固定資産税・都市計画税 軽自動車税 国民健康保険税 |
岐阜市 | 市・県民税(普通徴収) 固定資産税・都市計画税 軽自動車税 国民健康保険料(普通徴収) 衛生手数料 水道料金 下水料金 介護保険料(普通徴収) |
大阪市 | 個人市・府民税(普通徴収) 個人市・府民税(特別徴収) 固定資産税・都市計画税(土地・家屋) 固定資産税(償却資産) 軽自動車税 法人市民税 事業所税 市たばこ税 入湯税 |
大阪府堺市 | 明記されておらず |
福岡市 | 軽自動車税 個人市県民税(普通徴収) 固定資産税・都市計画税 固定資産税(償却資産) |
税金に関しても、対応している自治体・税金の種類がまばらですね。
これから増えていくと思いますので、随時更新していきますが、ここに載っていなくても対応しているかもしれません。
最新情報はLINE Payのページで確認してみてください。
請求書を確認するのが一番正確
実はLINE Payのページに掲載されていなくても、LINE PAYで支払いができる公共料金や税金があったりします。
LINE PAYで支払いができる場合は、請求書の裏に記載がありますので、そこで確認するのが一番正確かと思います。
LINE Pay(ラインペイ)で税金や公共料金を支払う場合の注意点
受領書は発行されません!納税証明書が必要な人は要注意
LINE Payで税金や公共料金の支払いをした場合、受領書は発行されません。
車検の場合に自動車税の受領書を求められる場合があると思いますが、LINE PAYで支払いをした場合は受領書がないので、納税証明書を取らなければいけません。
納税証明書の発行には手数料を取られますし(324円程度)、税務署に行く必要もあります。
またLINEの請求書支払いをした後、すぐに発行できるわけではないんですね。処理などに時間がかかるようなので、納税証明書の発行まで1-2週間必要になる場合もあるようです。
車検が近い人は困ってしまいますよね。
これらの手間を考えると、受領書が必要になる場合は、コンビニ払いにした方が楽だと思います。
30万円を超える税金は支払えない
公共料金で30万円を超える場合はまずないかとおもいますが、税金の場合は30万円を超える場合がありますよね。
そういう場合はLINE Payで支払うことはできません。
年払いの請求書では30万を超えている場合でも、四半期ごとの請求書があり、それらが30万円を超えていなければ四半期ごとの請求書の方はLINE PAYでの支払いが可能です。
例外的ではありますが、5万円を超える請求書を支払うことができない支払い先も中にはあります。
コンビニでバーコード決済するわけではない
税金や公共料金の請求書をコンビニに持っていき、そこでLINE PAYを使ってバーコード決済をすると思っている人がいるかもしれませんが、そういうわけではありません。
LINE PAY(ラインペイ)の中にある「請求書支払い」という機能を使って税金を支払います↑。
このボタンをタップするとスマホのカメラが立ち上がりますので、それで請求書のバーコードを読み取って決済します。
LINEポイントは付かない
LINE Payでバーコード払いをしたときにはポイントが貯まりますよね。
でも税金や公共料金の請求書支払いの場合はポイントは貯まりません。
手数料は基本的にかからないが、かかる場合がある
LINE PAYで請求書支払いをする場合、基本的には手数料は無料です。
クレカ払いだと手数料がかかってしまうので、ポイントをもらえても損をする場合がありますからね。その点、手数料無料なのはラインペイの良い所です。
ただし、中には手数料がお客様負担という請求書も存在します。
その場合1万円未満なら64円(税込)、1万円以上なら108円(税込)の手数料がかかります。
LINE Pay(ラインペイ)の使い方
以下のページにまとめています。
まとめ
税金や公共料金の請求書が来るたびに、コンビニや銀行に行って支払いをしている人が多いと思いますが、家でスマホで読み取るだけで決済できれば非常に楽になります。
税金やガス・水道に関してはまだ対応している所がそれほど多くありませんが、今後に期待したいですね。