2%という高還元率を誇るプリペイド式のVISAカードが人気になっていますね。
この記事では【コレだけ見れば全て分かる】というレベルを目指して、登録・チャージ方法から仕組み・使い方・2重取り・3重取り・上限金額まで徹底的に分かりやすく解説します。
すぐにでもKyashを使いたくなると思いますよ。
目次
Kyashとは?何がメリットなの?
Kyashはクレジットカードと同じような使い方ができる、プリペイド式のVISAカードです。
(Kyash公式)
Kyashにはバーチャルカードとリアルカードの2種類があります。
・バーチャルカード:アプリ上で表示されるカード。WEB上での決済に使える。電子決済(PAYPAYなど)に登録すれば店舗で使うことも可能。
・リアルカード:実際にカードが届く。WEB上でも店舗でもクレジットカードのような使い方(実際にはプリペイド)で利用可能。
Kyashを持っている人同士で立替えや割り勘が簡単にできたり、スマホで利用履歴を簡単に管理出来たりというメリットがあります。
しかもポイントの2重取りや3重取り、4重取りまで可能なので、Kyashを利用する事でかなりお得に買い物や支払いをすることができるようになります。
またクレジットカードではないので、18歳未満でも利用できます。(保護者の同意は必要)
Kyashの仕組みを解説|ポイントの2重・3重・4重取りまで
Kyashはプリペイドカードなので「コンビニ」「クレジットカード」「ペイジー(銀行)」などでチャージをしてから使うことになります。
クレジットカードは、これまで自動チャージだけに対応していましたが、Kyashにその都度必要額をチャージしてから使うという方式にも対応できるようになりました(2018年12月25日から、バージョン3.11.0より)
クレカからKyashにチャージしたとすると、クレジットカードのポイント(1%など)とkyashの還元(2%)が両方もらえます。これで2重取りですね。
またKyashはそのまま決済カードとして使えますが、Paypayや楽天ペイのような電子決済アプリに登録して使うことも可能です。
その場合、例えば楽天ペイであれば楽天ペイの還元0.5%ももらうことができます。これで3重取りです。
さらに楽天ペイを使って決済するときに、TカードやPONTAカードなどを提示すればTポイント0.5%なども貯まります。これで4重取りですね。
楽天カード(1%)をKyashに登録して、Kyash(2%)を楽天ペイに登録し、ファミマで楽天決済(0.5%)をして、Tカード(0.5%)を提示すればトータルで4%もの還元を受けることが可能になります。
楽天カードはめちゃめちゃお得なのでまだ持っていない人は作っておくといいですよ。キャンペーンでポイントも結構もらえますし。
【追記】
ペイペイは以前はkyashを使うのがお得でしたが、現在は3Dセキュアという本人確認のセキュリティ対応によって月5000円までしか使えなくなりました。ただ4重取りは今でも可能です。
またPaypay残高やYahooマネー、Yahoo!Japanカードでの決済なら常時3%(月額の上限あり)キャッシュバックに変更されています。それ以外のカードの場合0.5%です。
kyashに楽天カードなどを登録し、そのkyashをペイペイに登録した場合、ペイペイ自体のキャッシュバックは0.5%となり、楽天カード1%とkyash2%を合わせて3.5%になります。
まだkyashを使った方がお得ではありますが、月額上限の5000円がネックになるのでペイペイでのkyash利用は微妙な状況になりました。
【画像つき】Kyashの登録方法を解説
まずはこちらからKyashアプリをダウンロードしてください。
アプリを立ち上げたら上の画面になりますので、Facebookかメールで始めるのどちらかのボタンをタップします↑。
Facebookの方が簡単に登録できますが、僕はFacebookはなんとなく嫌だったので、メールアドレスを選択しました。
・名前(非公開)
・ユーザー名(公開)
・メアド
・パスワード(8文字以上、「大文字・小文字・数字」のうち2つ以上は使用)
を入力し、「次へ」をタップします。
生まれた年を入力します↑。
スマホの電話番号を入力します↑。
ショートメールで6桁の数字が送られてくるので、それを入力します↑。
バーチャルカードかリアルカードかを選択します。リアルカードは後からでも申し込みできるので、ここではバーチャルカードを選択しておけばOKです↑。
これで登録自体は完了します。
こちらはKyashの登録が完了した後の画面ですが、リアルカードの申し込みは右上の赤枠のところからできます↑。
Kyashの使い方を徹底解説
Kyashのカード番号を非表示にする方法と使用を一時ロックする方法
初期設定ではカード番号が全て見えている状態なので、セキュリティ的には良くありません。
ただ番号が分からないと決済に使えないですよね。ですので通常時は見えないようにしておいて、必要な時だけ見えるようにする設定があります。
「詳細」をタップします↑
上の「カード番号の表示/非表示」ボタンをタップすれば、表示と非表示が入れ替わります。
また下の赤枠の方をタップすると、Kyashをロックして一時的に使用不可にできます。
Kyashでの支払い方法
Kyashは基本的にクレジットカードと同じような使い方ができます。VISAカードなのでVISAに対応しているようなところでは大体使えると考えてください。
オンライン決済であればカード番号や名前、使用期限、セキュリティコードを入力すれば使えます。
リアルカードをお持ちなら、店舗で「カード払いで」と言ってKyashを出せばOKです。
kyashには暗証番号がないので、暗証番号を求められるようなところでは利用できませんが、基本は「サインで」でいけます。
サインも求められないところの方が多いですね。
またPayPayなどにクレカとして登録しておけば、QRコード決済にも利用できます。
Kyashの利用履歴を確認する方法
Kyashアプリの下の方にある「履歴ボタン」を押します↑。
ここに最近の利用履歴が表示されます↑。画面右上にあるカレンダーマークを押してみてください。
ここには1ヶ月の合計金額が表示されます↑。赤枠部分をタップすると他の月に利用料金も分かります。
Kyashにチャージする方法
チャージする方法はセブン銀行、コンビニ、クレカ(デビットカードも含む)、ペイジー(銀行)がありますが、セブン銀行かクレカが簡単です。
クレジットカードで自動チャージを設定する方法
Kyashには合計5枚までのクレカを登録できますが、以下の2種類しか登録できません。
・VISA
・MasterCard
JCBなどはいずれ対応するようですが、現時点ではKyashに登録できないので注意してください。
Kyashアプリのトップページ真ん中付近にある「自動チャージ」の部分をタップします↑。
上の赤枠のボタンをタップしてください↑。
カードの必要事項を入力して「登録ボタン」を押せば完了です。
セキュリティーコードはクレカの裏面に書いてある3桁の数字です。
クレジットカードから都度Kyashにチャージする方法
2018年12月25日のアップデート(バージョン3.11.0)によって、クレカからKyashにその都度チャージをして使うことができるようになりました。
これで使い過ぎのような状況を避けることができますね。
Kyashアプリのトップ画面下の方にある「カード(VISA/Mastercard)」のボタンをタップします↑。
①で金額を入力します。②に登録しているクレカがあれば選択し、無ければタップして登録します。
登録方法は先ほどの自動チャージの時と同じです。
これでクレカからその都度、必要な金額をKyashにチャージできます。
セブン銀行ATMからのチャージ
まずはセブンイレブンにあるセブン銀行ATMの前まで行きましょう。
Kyashアプリのトップページ下の方にある「セブン銀行ATM」をタップします。
セブン銀行ATMの画面の左にある「スマートフォンでの取引」を押してください↑。
セブン銀行ATMの画面にQRコードが表示されます。
Kyashアプリの「QRコードをスキャン」のボタンをタップして、QRコードをスキャンします↑。
Kyashアプリに4桁の企業番号が表示されるので、それをセブン銀行ATMに入力してください。その後セブン銀行ATMの確認ボタンを押します。
セブン銀行ATMの「お金を入れる場所」が開くので、そこにお金を入れます。お釣りは出ませんので、チャージする分だけを入れます。
一度にチャージできる上限は5万円ですので、それ以下にしてください。
Kyashにチャージされているはずです。これで終了です。
コンビニでKyashにチャージする方法
コンビニチャージを利用できるのは以下のコンビニです。
・ローソン
・ファミリーマート
・サークルK
・サンクス
・ミニストップ
・セイコーマート
Kyashアプリのトップページ下の方にある「コンビニ」をタップします↑。
コンビニチャージは最低3000円以上です。
チャージする金額を入力をして、名前を入力、最後に下の方にある「チャージ申請」のボタンを押してください。
そうすると「受付番号」と「お客様番号」が発行されます。「チャージ方法確認」というボタンが表示されるので、それを押せばこれ以降の具体的なやり方を確認できます。
言葉で解説すると、「受付番号」と「お客様番号」をもってコンビニまで行ってください。
その後、コンビニの端末にそれらを入力し、支払い用の用紙を印刷します。
それをレジに持っていって支払いをすればチャージが完了するという流れです。
コンビニチャージは正直結構面倒です。。。
Kyashにペイジー(銀行)でチャージする方法
Kyashはデビットカードが利用できるようになったので、デビットカードがあるならそれをクレカの所に登録してその都度チャージすれば、簡単に銀行からチャージできます。
それ以外ではKyashはペイジー(Pay-easy)を利用した銀行にしか対応していないですし、面倒なのであまりおすすめはしません。
Kyashアプリのトップページ下の方にある「銀行ATM(ペイジー)」をタップします↑。
チャージする金額を入力をして、名前を入力、最後に下の方にある「チャージ申請」のボタンを押してください↑。
「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」が発行されます。
この3つを使ってネットバンキングや銀行のATMでペイジーの手続きをします。
詳しくは「チャージ申請」をした後の画面に表示される「チャージ方法確認」のボタンを押して確認してください。
Kyashで送金や請求をする方法(立替えや割り勘)
KyashではKyashを使っている人同士でお金の送金や請求をすることができます。
相手がKyashを使っていない場合は、送金リンクや請求リンクを作成してそれをLINEなどで相手に送れば、相手はそこからKyashをダウンロードして支払いや受け取りに応じることになります。
上の画像のように必要に応じて「請求」か「送金」を押します↑。
送金、もしくは請求の金額を入力して「相手を選ぶ」をタップしてください↑。
Kyashを使っている人をFacebookの友達やアドレス帳から検索できますし、ID検索などもできます。
選んだらあとは送金・請求のボタンを押すだけです。(送金の場合は上にスワイプ)
これらについては公式の「Kyasyの送金方法」と「Kyasuの請求方法」に詳しく書かれているのでそちらをご確認ください。
Kyashの利用上限額について解説
Kyashは還元率が非常に高いのでガンガン使いたい所ですが、1回の利用上限や月の利用上限などが決められていますので要注意です。
kyashの残高上限
1000万円以下
バーチャルカードのみの人の決済上限
24時間以内:3万円以下
1回:3万円以下
1ヶ月:12万円まで
5年間:100万円(100万円を超えたら更新することでさらに100万円使えるようになる)
リアルカード有効化済みの人の決済上限
24時間以内:5万円以下
1回:5万円以下
1ヶ月:12万円まで
5年間:100万円(100万円を超えたら更新することでさらに100万円使えるようになる)
送金の上限
1回:5万円以下
1ヶ月:10万円まで
送金1回:1人まで
請求1回:10人まで
Kyashが使えるお店と使えないお店
Kyashはクレジットカードではないので、月額料金の支払いなど対応していないものがあります。
【Kyashが利用できないお店】
ガソリンスタンド
プリペイドカードや電子マネーのチャージ(nanaco、楽天Edy、Vプリカなど)
月額料金の支払い
航空会社
高速道路の通行料金
一部宿泊施設
逆にKyashが使えるお店はVISAに加盟しているだいたいのお店やオンラインショッピングなどです。
【Kyashが利用できるお店】
コンビニ
Amazonや楽天などのオンラインショッピング
VISA加盟のたいていの店舗
Kyashの2%キャッシュバックの対象外になる支払い
公共料金やふるさと納税の支払い、年金など様々なものがあります。
【対象外の取引】
・お買い物キャンセルとなった決済
※キャンセルが月またぎの場合は次月相殺いたします
・カード有効性チェックでの減算
・前払式支払手段(第三者型)の購入、チャージ
WAON/nanaco/楽天Edyなど
・モバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
※1回につき6,000円以上のご利用分は対象となります
・Google Pay経由によるモバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
※1回につき6,000円以上のご利用分は対象となります
・寄付のお支払い
・公共料金のお支払い
・各種税金、ふるさと納税のお支払い
・年金のお支払い
・Yahoo!公金支払い
・金券、商品券や有価証券等の現金同等物の購入
また金券、商品券や有価証券等の現金同等物を販売しているサイトでの購入
・郵便局の販売サイト
・造幣局の販売サイト
※モバイルSuicaへのチャージ、購入について
チャージやモバイルSuicaアプリ内での決済は、6,000円以上(1回のチャージ金額または1回の決済金額)がキャッシュバック対象となります・例:6月に1回のチャージで6,000円チャージした場合は6,000円の2%(120円)が7月末までにKyash残高にキャッシュバックされます。
・例:1回5,000円のチャージを2回した場合は、1回のチャージ金額が6,000円未満のため累計額に関わらずキャッシュバック対象外となります。
公式の「キャッシュバックについて」に詳しくかかれていますのでそちらをご確認ください。
Kyashのキャッシュバックのタイミングはいつ?
1日~月末までの利用分のキャッシュバックは翌月の25日~月末までに支払われます。
ちなみにですが、利用額の全額に対して2%が支払われるのではなく、毎回の支払いに対して2%分が蓄積されていき支払われます。
そして毎回の支払いに対する2%とは、切り下げ形式で計算されていきます。
例えば1回198円の支払いだと、198×2%=3.96・・・⇒3円
1回201円の支払いだと201×2%=4.02・・・⇒4円です。
これが1か月間積み重なっていくわけですね。
1ヶ月のトータルの支払いが10000円だったとしても、200円分がキャッシュバックされるわけではありませんので、その点は注意してください。
kyashに残っている残高を払い戻しできる?
Kyashの残高は払い戻しすることはできません。
ですので払い戻しをしたい場合にはAmazonギフト券を購入するなどしてください。
ちなみにAmazonギフト券は自分に送っても良いので、損にはなりませんね。
まとめ
非常に便利な高還元カードであるKyashを徹底的に解説してみました。
これから使用してみようかなと思っているなら是非登録して使ってみてください。
クレジットカードや楽天ペイなどと組み合わせることで、かなり高還元を実現することができますよ。