iDeCo(イデコ)

iDeCo(イデコ)は楽天やSBI等どこがいい?金融機関を比較|手数料が馬鹿にならない

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iDeCo(イデコ)はかなり節税効果が高いと聞いて始めようと思っても、iDeCoを運用できる金融機関ってかなり多いのでどこがいいのか迷ってしまいますよね。

店舗のある三井住友銀行やみずほ銀行、ゆうちょ銀行、そしてネット証券の楽天証券やSBI証券など合わせると数百もあります。

これらをどういう基準で選べばよいのかをこの記事でお伝えします。せっかくの節税効果を台無しにしないようしっかり確認していきましょう。

iDeCo(イデコ)の運用には手数料がかかる!手数料の差は運用実績に影響する

iDeCo(イデコ)の運用に必要な手数料

手数料名 手数料額
初回のみ 加入時手数料 2,777円
月額 国民年金基金連合会 64円
信託銀行 103円
運用管理手数料 0-315円

これらがiDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)の運用で必要になる手数料です。この内、運用管理手数料以外は必ず必要なものなので払うしかありません。

一方で運用管理手数料は運用する金融機関ごとに異なります。安いところでは無料、高いところでは315円程度まであります。

山斗
山斗
ちなみにですが、大手銀行の運用管理手数料は以下のようになっています。
運用管理手数料
三井住友銀行 255円
ゆうちょ銀行 255円
りそな銀行 315円
みずほ銀行 255円(資産50万円以上で無料)

315円くらい大したことないと思うかもしれませんが、20年運用した場合、315×20×12=75,600円もかかってしまいます。

運用管理手数料を払ったからと言って、運用実績が良くなるわけではないので、この手数料に関しては払わないに越したことはありません。

ですので、運用管理手数料がかからない金融機関でiDeCo(イデコ)の運用をする方がメリットが大きいです。

iDeCoの運用管理手数料が0円の金融機関は6つだけ

iDeCoの運用管理手数料が無料なのは以下の6つだけしかありません。(2019年5月)

SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
大和証券
イオン銀行

ですのでこの中から選ぶのが良いでしょう。

iDeCoの運用管理手数料が0円の金融機関をラインナップで比較

運用管理手数料が0円の金融機関6つの投資銘柄数などを比較してみました。

金融機関 ラインナップ数 銘柄情報
SBI証券 83銘柄
(元本保証は4つ)
非常に豊富。ただ2023年までに26銘柄程度が削減される予定。
楽天証券 32銘柄
(元本保証は1つ)
低コストから独自商品まで豊富
マネックス証券 25銘柄
(元本保証は1つ)
手数料の安いeMAXIS Slimや運用実績の良いひふみ年金などあり
松井証券 12銘柄
(元本保証は1つ)
手数料の安いeMAXIS Slimや運用実績の良いひふみ年金などあり
大和証券 22銘柄
(元本保証は1つ)
ダイワの独自商品
イオン銀行 24銘柄
(元本保証は1つ)
たわらノーロード多め

銘柄数は多すぎると迷ってしまいますが、100銘柄以下くらいであれば多いほうが、好きなものを選べるので良いかと思います。

83銘柄から選べるSBI証券はiDeCoを運用するには良い金融機関ですね。

また楽天証券も見逃せません。低コストの運用商品から楽天独自の商品までうまく揃えられています。

特に投資信託では大人気の楽天バンガードファンド(楽天VTI)があるのも魅力です。

マネックス証券も「手数料の安いeMAXIS Slimや運用実績の良いひふみ年金」を揃えていますので十分考慮の余地ありですね。

山斗
山斗
この3つがiDeCoの有力候補になるかと思います。

どんな投資商品を選べばよいの?

お金が減るのを避けたい人は元本保証

まず貯めたお金が減ってしまうのは絶対に避けたい!という人は元本保証のものを選びましょう。元本保証はたいてい1商品しか用意されていないので迷うことはないかと思います。

投資をするならインデックスファンドとアクティブファンドのどちらが良い?

どうせなら多少はリスクがあっても増える可能性もあるものを選びたいという人は、投資商品を選ぶ必要があります。

そこで重要になるのが、インデックスファンドとアクティブファンドです。たいていの投資信託がこのどちらかに分類されます。

インデックスファンドは日経225のような株価を代表する指数と同じ動きをすることを目指したファンドです。

一方でアクティブファンドは指数を上回る運用実績を上げることを目指したファンドです。

こう見るとアクティブファンドの方が良さそうに見えますが、アクティブファンドは信託手数料がインデックスファンドに比べて高く設定されています。

山斗
山斗
また目指しているのと、実績で上回っているのは別の話なんですよね。ほとんどのアクティブファンドはインデックスファンドの実績を上回れていないというデータもあります。

ですのでアクティブファンドを選ぶ時には慎重に吟味する必要があります。

というわけで、普通はインデックスファンドから選んでおくのがおすすめです。

またできる限り分散投資をしておくのも重要です。例えば日本の株だけに投資するものより、全世界の株に投資するものの方が安全ですし、株だけでなく債券なども織り交ぜるほうが安全です。

複数のファンドを組み合わせてうまく分散投資できるようにしてみてください。

iDeCoでおすすめの投資信託は?

インデックスファンドであれば、楽天VTIシリーズかeMAXIS Slimシリーズがおすすめです。

これらは手数料が安くて非常に人気が高い商品です。

楽天証券に用意されている楽天VTIシリーズは全世界株式のものなので、これ一つで分散投資できますね。

マネックス証券などに用意されているeMAXIS Slimシリーズは新興国株式や米国株式など複数の商品があります。うまく組み合わせて分散投資しましょう。

アクティブファンドであれば「ひふみ年金」が良い成績を出しています。ただし信託手数料は高めです。過去のデータを見ると信託手数料をはるかに上回る好成績をだしていて、こちらも人気の商品です。

ただこの先も同様の成績になるかどうかは分かりませんし信託手数料が高めなので、その点は注意が必要です。

山斗
山斗
リスクを高めに設定して、リターンも高めに設定するのであれば選択肢に入ると思います。

結論

iDeCoの運用には運用管理手数料のかからない金融機関を選ぶ方がお得です。

運用管理手数料がかからない金融機関は6つありますが、その中でもSBI証券、楽天証券、マネックス証券がおすすめです。

豊富な品ぞろえから選びたい人はSBI証券。

楽天関係を良く利用している人や、大人気の楽天VTIに投資したい人は楽天証券。

手数料の安いeMAXIS Slimや運用実績の良いひふみ年金に投資したい人はマネックス証券。

この基準で選ぶと良いと思います。ちなみに僕は楽天証券です。