この記事ではBybit(バイビット)で必要になる手数料の全てを解説します。
徹底的に解説するので、しっかり理解してから取引を始めていきましょう。
入出金や、取引手数料、ポジション資金調達量など解説していきます。
目次
Bybit(バイビット)の入金手数料や出金手数料について解説
Bybitへの入金や出金で、Bybitに対して払う手数料はありません。
ただし出金に関しては、マイニングしている人に発掘手数料を払う必要があります。
それが以下の様になっています。
通貨 | BTC | EOS | XRP | EOS |
発掘手数料 | 0.0005 | 0.01 | 0.25 | 0.1 |
そんなに大きな金額ではないですね。
Bybit(バイビット)の取引手数料について
メイカーとテイカーについて把握しておこう
多くの取引所ではメイカーの方が手数料が安く、テイカーの方が手数料が高く設定されています。
このメイカーとテイカーについて理解しておかないと、この後の話で混乱しますので、まずはメイカーとテイカーについて説明しますね。
メイカーとは、取引板に注文を並べる人の事です。
このように売りの板と買いの板があります。現在だと売りの一番低い金額が6269ドルで、買いの一番高い金額が6268.5ドルですね。
ですので6269ドル以上の金額で売り注文をだすか、6268.5ドル以下の金額で買い注文を出せば、すぐに約定しないので、板に注文を並べることになります。
こういう注文を出す人の事をメイカーと言います。別の言い方をすれば、すぐに約定しない注文を出す人とも言えますね。
逆にテイカーとは、板に注文をぶつける人の事を差します。別の言い方をすれば、すぐに約定する注文を出す人の事ですね。
成行注文もテイカーですし、すぐに約定する金額で指値注文を出す人もテイカーです。
まずこのことをしっかり覚えておきましょう。
Bybitの取引手数料(メイカーとテイカー)
Bybitではメイカーの場合、-0.025%の手数料が設定されています。
マイナスになっているという事は、支払うのではなく貰えるという事ですね。ですので全てメイカーで注文を出せば手数料をどんどんもらえることになります。
ただし、相場は急に動くので成り行き注文をする方が利益を確保できたり、損失を防いだりできる場面は多いです。
ですのでテイカーの注文をすることも結構多いかと思います。
Bybitではテイカーは0.075%の手数料が設定されています。
取引手数料 | |
メイカー | -0.025% |
テイカー | 0.075% |
公式サイトに載っている数字をそのまま利用させてもらって、どのくらいの金額になるか計算してみましょう。
成行き注文で10,000ドル分の購入したとします。その時のBTC価格が4000ドルだった場合、10,000/4,000*0.075%=0.001875BTCが手数料になります。
ポジション資金調達料について
ポジション資金調達料はBybitに支払う手数料ではなく、取引しているユーザー同士で支払ったり受け取ったりする手数料の事です。
特定の取引所だけに大きな買い注文が入った場合には、他の取引所との価格の乖離が生まれます。
このような乖離は好ましくありません。そのため、資金調達料を設定して、乖離をなくす方向にもっていく仕組みになっています。
資金調達率が0.05%の場合、買いポジションを持っている人が売りポジションを持っている人に0.05%分の手数料を支払う必要があります。
逆に資金調達率が-0.05%の場合は買いポジションを持っている人に売りポジションを持っている人が0.05%の手数料を支払うことになります。
この支払いのタイミングは1日3回あって、日本時間の1時、9時、17時になっています。このタイミングで持っているポジションが対象です。
資金調達率はタイミングによって変わるので、大きすぎる場合には持っているだけで損をすることになります。
取引画面の右側に「契約詳細 BTCUSD」という窓があります。そこに資金調達料率が書かれていますので確認をしてから取引をするようにしましょう。
まとめ
Bybitに支払う手数料はテイカー注文をしたときの取引手数料だけですが、マイニングしている人に払う発掘手数料やユーザー同士で支払う資金調達料などがありましたね。
取引を始める前に確認しておくべき部分なので、しっかり理解してから始めましょう。