NHK受信料を払っていると思いますが、できる限り安くして節約をしたいですよね。
NHK受信料の支払いには複数の手段(コンビニ払い、銀行振込、口座振替、クレジットカード決済)がありますが、この中で一番損なのは継続振込でコンビニ払いと銀行振込をしている場合で、一番得なのでクレジットカード決済です。
ではどれくらい得なのかも気になる所ですよね。クレジットカード払いで得になる金額や、クレジットカード払いにする方法など詳しく解説していきます。
目次
NHK受信料のコンビニ払いと銀行振込は一番損!クレカ払いに変更しよう
継続振込にしている場合、2カ月に1回振込用紙が送られてくると思います。これを使ってコンビニ払いや銀行振込をしている人も多いでしょう。
でも実はこの料金って、口座振替やクレジットカード払いに比べて2か月分で100円高くなっているんですよね。
1年でいうと600円です。毎回振り込みに行くという面倒な作業をしているにも関わらず、1年で600円、5年で3000円を損しているんです。
ですのでまずは口座振替かクレジットカード払いに変更したほうが良いですね。口座振替とクレジットカード払いでは金額が同じですが、クレジットカードの場合はポイントが付くので、クレジットカード払いにする方がお得です。
NHK受信料は毎月の引落より年払いが安い
まず初めに衛星契約と地上契約の金額を載せておきます。(2019年7月時点、最新情報はNHK公式サイトで)
支払い方法 | 2か月払額 | 6か月前払額 | 12か月前払額 | |
衛星契約 〈地上契約含む〉 |
口座振替 クレカ |
4,460 円 | 12,730 円 | 24,770 円 |
継続振込 | 4,560 円 | 13,015 円 | 25,320 円 | |
地上契約のみ | 口座振替 クレカ |
2,520 円 | 7,190 円 | 13,990 円 |
継続振込 | 2,620 円 | 7,475 円 | 14,545 円 |
次に6カ月払いと12カ月払いにした場合、年間でどれだけ得をするのか見ていきましょう。
支払い方法 | 6か月前払の 年間の割引額 |
12か月前払額の 年間の割引額 |
|
衛星契約 〈地上契約含む〉 |
口座振替 クレカ |
1300 円 | 1,990 円 |
継続振込 | 1330 円 | 2,040 円 | |
地上契約のみ | 口座振替 クレカ |
740 円 | 1,130 円 |
継続振込 | 770 円 | 1,175 円 |
衛星契約の口座振替やクレカ払いをしている人は12ヶ月前払いをすることで1年間で1990円も安くなります。5年だと9950円ですね。
資金繰りが苦しい場合は別ですが、多少余裕がある場合は、12ヶ月前払いを選択すると一気に安くなります。
NHK受信料をクレジットカード払いにするとどれだけポイントが貯まるの?
もう一度金額を確認してみましょう。12ヶ月払いと仮定してポイントを計算してみます。
支払い方法 | 12か月前払額 | |
衛星契約 〈地上契約含む〉 |
クレカ | 24,770 円 |
地上契約のみ | クレカ | 13,990 円 |
還元率1%のクレジットカードで支払いをした場合、以下のようにポイントが貯まります。(ポイントを円換算しています)
衛星契約 〈地上契約含む〉 |
地上契約のみ | |
1年 | 247円 | 139円 |
5年 | 1,235円 | 695円 |
10年 | 2,470円 | 1,390円 |
20年 | 4,940円 | 2,780円 |
2か月ごとの支払いを年払いに変える場合に比べると、お得感は少ないですね。でも一度設定しておくだけで、このような差が生まれてくるとしたらやっておいた方が良いと思いませんか?
今年は247円だけの得かもしれませんが、来年も再来年もずっと継続的に得をします。NHKはずっと支払うものだから、1円でもお得に支払いたいですよね。
NHK受信料のクレジットカード払いの手数料は無料!
公共料金や税金などをクレジットカード払いにすると手数料を取られてしまう場合がありますが、NHKの受信料に関してはクレカ払いにしても手数料は無料ですので損をすることはありません。
NHK受信料をクレジットカード払いにする手続き方法
やり方は2つあります。
・NHK公式サイトで手続き
・Yahoo!公金支払いのサイトで手続き
簡単なのはNHK公式サイトです。
Yahoo!公金支払いは少し面倒ですが、利用するメリットとしてはTポイントが使える事です。期間固定Tポイントも使えるので、使い道に困っている人は節約できますね。
NHK公式サイトでクレジットカード継続払いにする方法
まずNHK公式サイトのクレジットカード継続払への変更お手続きのページに移動してください。
「インターネットでお手続き」のボタンを押し、よく読んで同意後「入力画面へ進む」を押します。
・契約者の氏名
・契約者の住所
・電話番号
・Eメールアドレス
・クレジットカード情報
・お支払いコース
・お客様番号(不明な場合は空欄でOK)
これらを間違いなく入力し、完了すればOKです。
インターネットでの手続きではなく郵送が良い場合は、NHK公式サイトのクレジットカード継続払への変更お手続きのページ「手続き用紙をダウンロード」もしくは「手続き用紙をインターネットでご請求」のボタンを押してください。
入力項目はインターネットでの手続きと同じです。
Yahoo!公金支払いのサイトでクレジットカード継続払いにする方法
こちらではYahoo!JapanのIDでのログインと、Yahoo!ウォレットへの登録が必要です。
これらをすでに済ませている人は簡単に支払いができます。
まだの人は以下から取得と登録を済ませておいてください。
その後、Yahoo!公金支払いのNHK受信料支払いページに移動し、よく読んで同意して「お手続きはこちら」のボタンを押します。
あとはNHK公式サイトと同じ項目の入力になります。Tポイントを使う人は支払いの所でTポイントを使うかどうかを聞かれますので、使うポイントを入力してください。
NHK受信料のクレジットカード払いを解約し、継続振込や口座振替にする方法
クレジットカード払いを辞めたくなった場合は以下から変更できます。
まとめ
まず、継続振込(振込用紙でコンビニや銀行振込)をしている人は、口座振替かクレジットカード払いに変更しましょう。これだけで年間約600円安くなります。今後毎年ずっと安くなりますからね。
また2か月ごとの支払いにしている場合、資金繰りが苦しくなければ6ヶ月払いや12ヶ月払いにしましょう。これだけで衛星契約なら年間1990円、地上契約なら年間1130円安くなります。
さらに安くしたい人はクレジットカード払いにするのが良いですね。ポイント分が特になります。こちらは1年で見れば大きな額ではありませんが、一度設定しておくだけで今後ずっと特になります。
長期間支払い続けるものだからこそ、今変更しておくのがおすすめですよ。