「Bingからアクセスが来ているけど、なんで上位表示したんだろう?」
「BingのSEO対策が分かれば、上位表示できるのかな?」
googleでは競合ワードで上位表示できないけど、Bingの方では上位表示してアクセスが来るなんてことがありますよね。
日本ではBingの利用者は全体の3%程度ですが、アメリカでは33%ものシェアを持っており、今後日本でも増えてくることが予想されます。
この記事ではBingのSEO対策について解説しますが、結論から言うとやるべきことは1つです。
まずはBingのSEO対策の全体像を見てみましょう。
目次
BingのSEO対策の全体像
正しく理解するためのはBingが出している「Bing Webmaster Guidelines」を読むのが一番だと思います。
簡単に要約したものを載せておきます。
コンテンツ
検索者が求める情報を分かりやすく、見つけやすく提供する事。
コンテンツが薄い、アフィリエイトリンクや広告ばかり、ほかのサイトにリダイレクトするようなサイトはうまくランク付けされない。
新しい情報を。
被リンク
有機的なリンクは重要視する。スパムを行うとインデックス削除の対象に。
ソーシャル
ソーシャルシグナルは重要視する。
Indexation
(Bingへの)URLの送信やサイトマップのアップロードは大切。
技術面
・ページの読み込み速度は重要
・「robots.txt」でクローラーにどこに行くべきか、行くべきでないかを伝える
・サイトマップファイルは常に新しく
・リダイレクトの代わりにカノニカルタグは使用しない
【SEO】
「Bing Webmaster Guidelines」を読めばわかりますが、SEO対策に関連する記述はGoogleと基本的に同じです。
その他も全体的にgoogleと同じようなことが書かれていますね。
個人的に感じるBingとGoogleとのSEO対策の違い
最近ではGoogleはキーワード比率をあまり重視していないような傾向にありますが、4-7%程度にするのが良いといわれていました。
Bingの場合はそれより少し多めのキーワード比率の時に上位表示しやすい傾向にあると感じます。
ただBingの検索数は日本では全体の3%ですので、そのためにGoogleの方を無視するのは非常にもったいないことだと思います。
それ以外の部分は上でも解説した通り、Googleとほぼ同じですので、まずはGoogleで認められるやり方でSEO対策をしておけばBingでも認められやすくなるといえます。
ではgoogleのSEO対策を邪魔せず、BingのSEO対策として新しくやることは何もないのかというとそうではありません。
重要なものがあります。
BingのSEO対策としてやるべきことはこれ1つだけ!
BingのクローラーはGoogleほど頻繁にやってくるわけではないので、インデックスされていない記事も沢山あったり、正しく評価されていない記事もあるんですね。
それを改善するためにBingのウェブマスターツールに登録して
・サイトマップの送信
・URLの送信
をやっておきましょう。
これによって全ての記事を正しく評価してくれやすくなります。
すぐに効果が表れない場合もありますが、早めにやっておくことが大切です。
Bingへのサイトマップの送信方法
Bingのウェブマスターツールにログインしましょう。Microsoft、Google、Facebookのアカウントを利用してログインできます。
まだBingのウェブマスターツールにサイトを追加していない人は、サイトの追加のところにURLを入力し「追加」のボタンを押します↑。
サイトの詳しい情報を入力する画面になります。サイトマップの追加のところにサイトマップのURLを入力してください↑。
その他、名前など入力する場所がありますが、必須項目ではないので飛ばしてOKです。最後の「保存」だけは忘れず押してください。
追加するのはhtml型のサイトマップではなく、xml型のサイトマップです。xml型のサイトマップが分からない人は以下の記事を見て作成してください。googleとなっていますが、xml型のサイトマップを作れます。
https://blogger-yamato.com/google-xml-sitemaps/
googleのサーチコンソールに登録するときと同じようにサイトの所有権の確認があります↑。オプション2のメタタグのやり方が簡単かと思います。
以下はgoogleのサーチコンソールのやり方ですが、所有権の確認のところは同じやり方でできるので参考にしてみてください。
https://blogger-yamato.com/searchconsole-touroku/
すでにサイトの追加が済んでいて、サイトマップだけ送信していない人は以下の流れでサイトマップを送信できます。
基本的にこれだけやっておけば、クローラーがサイトの構造を正しく判断してインデックスしてくれるようになります。
BingにURLの送信をする
こちらは新しく記事を追加したときにやると良いものです。
Googleの「Fetch as google」と同じようなものですね。
左サイドバーの「URLの送信」を選んで、新しく書いた記事のURLを入力し、「送信」ボタンを押します↑。
これですぐにBingでインデックスしてくれます。
まとめ
Bingにサイトマップを送信することで、インデックスページが増えるのでBingからのアクセスを増やすことができます。
Bingでインデックスされて正しく評価さえされていれば、googleでも認められる記事を書くことでbingでも上位表示しやすくなります。
というわけでサイトマップの送信をしていない人はやっておきましょう。