現在YouTubeではチャンネル登録者数1000人以上、過去1年の総再生時間が4000時間の両方を満たしたチャンネルだけ収益化の審査をしてもらえます。
今やっているチャンネルがどれくらいの収益性があるのかを確かめるためにも、できる限り早く収益化したいですよね。
目次
2つのチャンネルの情報
1つ目のチャンネルは2019年の3月頭に開設しています。記事作成時の2020年4月28日時点で2649名の登録者がいます。現在の動画数は65本です。ジャンルはビジネス系。
2つ目のチャンネルは2020年の1月半ばに開設。この記事作成時に登録者は1万人をこえています。動画投稿数は110本ほどです。ジャンルはエンタメ系。
チャンネル登録者1000人を超えるまでの記録
ビジネス系チャンネルの場合
初めにガツッと動画投稿しましたが、あまり閲覧数も増えず、登録者も増えませんでした。
ただ時間の経過とともに認められはじめ、GWの連休あたりからどんどん増えるようになっていきました。
2019年 | チャンネル 登録者数 |
動画投稿数 | 総投稿数 |
3月1日 | 0人 | 0 | 0 |
4月3日 | 10人 | 35 | 35 |
4月12日 | 20人 | 9 | 44 |
4月14日 | 30人 | 0 | 44 |
4月17日 | 40人 | 4 | 49 |
4月19日 | 50人 | 1 | 50 |
4月27日 | 100人 | 3 | 53 |
5月4日 | 200人 | 0 | 53 |
5月14日 | 300人 | 0 | 53 |
5月24日 | 400人 | 0 | 53 |
6月3日 | 500人 | 0 | 53 |
6月16日 | 600人 | 0 | 53 |
6月30日 | 700人 | 0 | 53 |
7月17日 | 800人 | 4 | 57 |
8月19日 | 900人 | 0 | 57 |
9月10日 | 1000人 | 0 | 57 |
1000人越えまでは6か月ほどかかっています。
1000人を超えてからは動画は8本しか投稿していません。ですがチャンネル登録者は徐々に増え、今では2600人ほどになっています。
エンタメ系チャンネルの場合
こちらも出だしは再生数0だったのですが、1つの動画の再生数が増えたのをきっかけに一気に全部の動画が再生され始め一気にチャンネル登録者数が増えていきました。
2020年 | チャンネル 登録者数 |
動画投稿数 | 総投稿数 |
1月18日 | 0人 | 0 | 0 |
1月23日 | 300人 | 12 | 12 |
1月25日 | 500人 | 2 | 14 |
1月27日 | 1000人 | 2 | 16 |
そしてチャンネル開設から10日ほどで登録者数1000人を超えました。
こちらのチャンネルは最低でも1日1動画は投稿しています。
2つのチャンネルで意識したことは?
ビジネス系チャンネルで意識していたことと失敗したこと
ビジネス系チャンネルの方は、できる限り分かりやすくすることを心掛けました。
ただ、考えていたことはそれだけでしたので、登録者数の伸びが遅かったのだと思います。
戦略がなかったんですよね。
ビジネスという大きな括りの題材を扱っていたのが失敗で、もっと何処かに特化するべきでした。
Youtubeを見てもらうというだけなら大きな括りでいいと思うのですが、初期段階でチャンネル登録者数を増やすにはある程度特化したほうが良いと思います。
例えば投資とか、ブログとか、ビジネスマナーのような感じです。
絞り過ぎるとターゲットが少なくなりすぎるので一定の需要があるジャンルである必要はありますが、特化することで濃いファンが集まり、また見たいと思ってチャンネル登録をする流れになります。
ただし、ツイッターなどですでに人気がある人の場合は初めから広いジャンルを取り扱っても登録者は増えると思いますし、チャンネル登録者数が多い人はより広い層を狙うためにジャンルの幅を広げることはあると思います。
ここで書いているのは特にどこかで有名なわけでもなく、ゼロからYouTubeを始める人に向けた記事です。
エンタメ系チャンネルで意識したこと
こちらはビジネス系チャンネルの失敗を生かし、特定のジャンルに特化しました。
しっかりした調べをして、YouTube内でちゃんと需要があることを確認し、そのジャンルの動画をたくさん見て、何が求められているのかを把握してから開始しています。
動画の質はビジネス系チャンネルと同じくらいだと思いますが、こちらのほうが圧倒的に早く伸びてくれました。
まあエンタメ系なので、ビジネス系よりもパイが大きいというのもあるとは思います。
またエンタメ系ですので、毎日楽しみにしてくれる人がいることを考慮して、毎日同じ時間に配信するようにしています。
今では、毎日楽しみにしているというコメントが来るようになりましたので、しっかりファンが増えていってくれているんだと思います。
再生数を増やしチャンネル登録者数を増やす方法
ジャンルがある程度しっかり絞れていて、需要のあるジャンルを選べている場合、やることは再生数を伸ばすことなんですよね。
再生数が伸びてくれればそれに伴ってチャンネル登録者数は増えていきます。
再生数を増やす方法は基本3つ
平均再生時間を伸ばす
YouTubeでは平均再生時間の長い動画がおすすめされやすくなっています。
実際に投稿後の動画にこんな評価がされることがありまっす。
YouTube側がYouTube内に長くとどまって欲しいと考えるのは普通ですし、長く視聴してくれるほうが満足度の高い動画だというのも理解しやすいですね。ただ動画自体を無駄に長くするのは良くないと公式が言っています。字幕をONにして確認してみてください↓。結構重要なことを教えてくれています。
無駄に長くするのは良くないですが、視聴者維持率を上げるのは重要です。それこそが質の高い動画ということにつながります。
私のチャンネルでは60%ちょっとくらいですが、最低でも40%は超えるように工夫したほうが良いですね。
動画のクリック率を上げる(サムネイルの重要性)
Youtubeがおすすめしてくれた時にクリック率が悪いと、そのおすすめ枠がもったいないですよね。
ですのでクリック率の高い動画はよりおすすめされやすく、クリック率の低い動画はおすすめされにくくなっています。
クリック率の高い動画に必要なものは、多くの人に興味があるテーマ、そしてクリックしたくなるような気になるサムネイルです。
無駄に煽るとクリック率は高くても視聴者維持率が減るのでよくありません。
動画の中で一番気になるであろう部分をうまくサムネイルにするのがコツです。
動画数を増やす
こちらは当たり前ですが、動画の数が増えれば再生回数は増えていきますよね。
また動画を増やさないと、自分の動画が良いのか判断することもできません。
たくさん作成しているとヒットする動画が出てきたり、全然反応が良くない動画が出てきたりします。
そういう動画を見つけて、何が良かったのか、何が悪かったのかを判断することで、YouTubeや視聴者に気に入られる動画が分かってきます。
ですので動画の本数が少なすぎる場合は、なかなかうまくいかないでしょう。
この3つがうまくできれば、再生回数は順調に増えていくと思いますよ。
Youtube広告でチャンネル登録者数を増やすのはどう?
Youtube広告を使って、自分のチャンネルの動画をあちこちに表示させることができます。
自分のチャンネルの収益性がどれくらいあるのかを早く知りたいですよね。特にがっつりビジネスとして取り組む場合には、収益性が分からないと経費をどれだけ使っていいのか判断できませんし。
そういう意味で私も他の2つのチャンネルでYouTube広告を利用したことがあります。
チャンネルや動画の質にもよると思いますが、10万円-20万円程度で1000人くらいは集めることができます。
ただ、興味がある人に適切に動画を表示させるのはかなり難しく、色々なターゲティングを使ってみましたが、うまくいきませんでした。
チャンネル登録者数は増やせるのですが、あまり興味がない人にも多く表示されてしまうため、視聴者維持率が20-30%とかなり低くなり、チャンネルに悪影響を与えているような感じでした。
ですので、地道に良い動画を増やすほうが断然良いと思います。
まとめ
チャンネル登録者1000人を超えた2つのチャンネルの傾向やデータから、どんな感じで増えていくのか、どうすればよいのかをお伝えしました。
はじめは中々増えず悩んだりしますが、やり続けているとコツがわかったり自分のレベルが上がったりします。